2024/04/30

Taiwan Today

経済

東京マルチコンテンツマーケット、台湾の作品が商機狙う

2015/10/22
東京国際映画祭開幕前夜、21日夜に台北駐日経済文化代表処は「タイワン・ナイト」レセプションを開催。沈斯淳駐日代表(中央)、ワン・トン監督(右)、東京国際映画祭の椎名保ディレクター・ジェネラル(右から二人目)らが集った。(中央社)
日本の第28回東京国際映画祭(TIFF)が22日に開幕した。映像・音楽・アニメーション作品などの国際見本市、「マルチコンテンツマーケット(TIFFCOM)」も併設されている。台北駐日経済文化代表処(中華民国大使館に相当)は21日夜、東京都内で「タイワン・ナイト」レセプションを開催。今年のTIFFCOMには中華民国(台湾)から60本以上の映画やテレビドラマが参加し、海外への売り込みを図る。 TIFFCOM「タイワン・ナイト」レセプションは駐日代表処の沈斯淳代表(大使に相当)が主催。東京国際映画祭のディレクター・ジェネラルを務める椎名保氏、新作『風の中の家族(風中家族)』が今年のTIFFワールド・フォーカス部門で上映されるワン・トン(王童)監督、駐日代表処台湾文化センターの朱文清主任らをはじめ、台湾と日本の映画・テレビ関係者約160人が集い、会場はにぎやかな雰囲気に包まれた。 ワン・トン監督はレセプション後の取材に対し、台日関係は密接で文化交流も続いており、映画がそのけん引役だと強調、毎年多くの作品が発表されるTIFFは重要な映画祭で、そこで台湾の文化や進歩ぶり、人情味などを紹介できることは意義深いと話した。その上でワン・トン監督は、東京以外の日本の都市へも台湾の作品を紹介し、日本人の台湾に対する理解を深められるよう希望した。

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