2024/05/05

Taiwan Today

経済

雲林県が日本の群馬県桐生市と協力覚書締結

2015/10/23
台湾中部、雲林県と日本の群馬県桐生市は22日、協力覚書を交わし、友好関係を結んだ。(雲林県政府ニュースリリースより)

「仲間が力を合わせれば百人力だ」――台湾中部、雲林県と日本の群馬県桐生市は22日、協力覚書を交わし、友好関係を結んだ。伝統的な絹織物「桐生織」で有名な桐生市と、台湾のタオルの一大産地、雲林県虎尾鎮が似ており、また桐生市が積極的にグリーンエネルギーに注力すると同様に雲林が「グリーンエネの首都」を目指していることが縁となった。日本側はフォーラムを招集し、台日産業協力の新たなチャンスを作り出したい考え。覚書は張皇珍・雲林県副県長(副知事)と亀山豊文・桐生市長が署名した。

双方は今後、経済や貿易、科学技術、文化、教育、観光などの分野で交流を強化すると同時に、双方の大学共同で人材育成に取り組む。

桐生市の亀山市長は、桐生と雲林は同様に少子化や若者の地元離れといった困難に直面し、地元の人材を引き止めることが現在最大の目標だと語った。このため、海外で同じような背景を持ち似たタイプの都市との協力を戦略に据え、特に台湾と協力することで、ともに経済的な発展が推し進められることを期待すると語った。

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