2024/04/28

Taiwan Today

経済

2015年台湾国際ブランドトップ20を発表、ASUSが連覇

2015/10/28
首位の座を守り、連覇を遂げたASUSは、多様な製品ラインが市場で高評価を得て、ブランド価値は17億8,000万米ドルだった。(経済部ニュースリリースより)

経済部(日本の経済産業省に相当)工業局主催、財団法人台湾経済研究院執行、世界最大のブランドコンサルティング会社、インターブランドに委託して行われた、台湾企業のブランド価値を評価する「2015年台湾国際ブランド価値調査」の結果が27日に発表された。華碩電脳(ASUS、パソコンブランド)が昨年に引き続き1位、次いで2位が趨勢科技(トレンドマイクロ、ウイルス対策ソフトウェア)、3位が旺旺控股(旺旺ホールディングス、食品)だった。初めてランクインしたのは2社で、そのうち、聯発科技(メディアテック、半導体メーカー)は一気に9位にランクイン、もう一方の克麗緹娜 (CHLITINA、化粧品ブランド)は、トップ20で唯一の美容業界のブランドだった。

今年度のASUSは、多様な製品ラインが市場で高評価を得て、ブランド価値は17億8,000万米ドルとなり、首位の座を守った。初めてランクインされた、革新的な製品を開発しているメディアテックは、積極的に市場拡大や製品ラインの買収を進めるだけでなく、スマートホーム製品の高まりを受けて、ホームネットワーク製品の開発で、スマート製品市場でのブランド競争力を高めている。CHLITINAは、ブランドイメージを形成するコミュニケーション活動や実際の状況に応じた経営により、消費者のブランド認知度を高め、トップ20にランクインされた。

全体では、2015年の台湾のトップ20の国際ブランド価値は89億5,600万米ドルだった。これは、昨年(87億2,800万米ドル)と比べて2.6%の成長となり、台湾国際ブランド企業の努力の成果を表している。

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