2024/05/06

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経済

日本から70年前のルーツ探しに来台、台湾の戸籍事務を絶賛

2015/11/13
日本からルーツ探しのため台湾を訪れた西里さん(左)は、地元の人々の協力で11日、ついに「台湾の我が家」を探し当てた。(雲林県警察局斗六分局提供、中央社)

1枚の手描きの地図と手書きのメモ、そして心に秘めた70年前の思い出とともに、自身のルーツを探すため、日本の西里良輝さんが再び台湾を訪れた。西里さんは、警察官や地元の人々、戸籍事務担当者に支えられ、ついに父の誕生日の11月11日、「台湾の我が家」を探し当て、台湾の戸籍事務は素晴らしいと感動を語った。

76歳の西里さんは3歳のとき、獣医として台湾に赴任する父とともに台南州斗六郡(現在の雲林県斗六市)の宿舎に移り住んだ。西里さん一家は台湾で素晴らしい日々を過ごしたが、7歳のとき父が死去したため日本に戻ることとなった。

西里さんは、父の死後、葬儀などのため斗六郡役所が手を差し伸べてくれ、お悔やみに訪れた多くの人から思いやりや慰めの言葉をもらったときに感じた温かさは今でも忘れられないと語った。

西里さんは、台湾は第二のふるさとのようで、ここの人々や物事すべてに温かみを感じられるとし、今回のみなの手助けに感謝すると述べた。

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