客家人（台湾で二番目に大きいエスニックグループ）集落の九大産業が集まる「2015台湾客家産業博覧会（HAKKA EXPO）」が26日午前、台湾北部・台北市内の台北世界貿易センター南港展示ホールで盛大に開幕した。
客家の事務を担う客家委員会（日本の省レベルに相当）によると、同博覧会は26日から来年1月3日まで開催され、今回のテーマは「薪伝（伝承）」。客家ならではの特色を持つ選りすぐりの九大産業が参加している。これらは、「客家の伝統芸術：木彫り、陶器、漆器」、「客家の饗宴：米食、茶、醸造」、「客家流生活：紙傘、植物染め、樟脳」に分類される。また、同博覧会開催中に、これらの産業における模範とされる自社ブランドを持つ業者を招き、実演や即売会を通して、客家産業の魅力と繁栄・発展を紹介する。