日本の「キネマ旬報」の2015年外国映画ベスト・テンで、ホウ・シャオシェン監督の『黒衣の刺客』が5位に選ばれた。画像は日本版の上映ポスター。（中央社）
日本の映画雑誌、「キネマ旬報」は7日、2015年のベスト・テンに選出した日本映画10作品、外国映画10作品および個人賞を発表した。世界的に高く評価される台湾の巨匠、侯孝賢（ホウ・シャオシェン）監督の『黒衣の刺客』（5位）が、外国映画10作品のひとつに選ばれた。外国映画はこのほか『マッドマックス 怒りのデス・ロード』（1位）や『アメリカン・スナイパー』（2位）などが選出された。
日本映画は1位から順に、橋口亮輔監督『恋人たち』、塚本晋也監督『野火』、濱口竜介監督『ハッピーアワー』、是枝裕和監督『海街diary』、黒沢清監督『岸辺の旅』、石井隆監督『GONIN サーガ』、荒井晴彦監督『この国の空』、成島出監督『ソロモンの偽証 前篇・事件／後篇・裁判』、山田洋次監督『母と暮せば』、呉美保監督『きみはいい子』と冨永昌敬監督『ローリング』（10位は2作品）だった。