台湾南部の高雄市で開かれた女子テニス協会(WTA)の台湾WTAオープンで最終日の14日、ダブルス決勝が行われ、台湾の詹詠然(チャン・ユンジャン)選手と詹皓晴(チャン・ハオチン)選手の詹姉妹が、日本の穂積絵莉選手と加藤未唯選手のペアをセットカウント2対0で下し優勝した。
詹姉妹は第1シードだったが、決勝戦は序盤でブレイク合戦となった。詹姉妹は最初のサービスゲームでブレイクされたが、次のゲームで穂積・加藤組にブレイクを返し、続く2ゲームは互いにキープし2対2で並んだ。
さらに互いがブレイクを応酬する激戦となったが、詹姉妹は第9ゲームでこの試合の要となるゲームをキープし5対4とリード、続くゲームでは前衛の詹皓晴選手の強い攻撃でブレーク、第1セットを6-4で下した。
詹姉妹は第2セットで序盤から3-0と一気に優勢に持ち込んだが、穂積・加藤組がサービスゲームをキープし1ポイントを許した。次いで相互がキープするゲームが続いたものの、詹姉妹が5-3と優勢のまま第9ゲームに入り、詹詠然選手のサーブで始まったこのゲームをキープ、最終的には6-3で第2セットも下し、優勝を飾った。