2024/05/04

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ベルリン映画祭で台湾の撮影監督、李屏賓氏が銀熊賞を

2016/02/23
台湾のベテラン撮影監督、李屏賓さんが初めてベルリン映画祭の芸術貢献賞を受賞。(李屏賓氏のフェイスブックより、中央社)

第66回ベルリン国際映画祭の受賞者が20日に発表され、中国語映画で唯一コンペティション部門にノミネートされていた『長江図』で撮影を担当した台湾のベテランカメラマン、李屏賓さんが銀熊賞の芸術貢献賞を受賞した。芸術貢献賞は撮影や編集、音楽、衣装などに与えられる。

『長江図』は中国大陸の楊超監督がメガホンを取り、秦昊と辛芷蕾が主演、李屏賓さんが撮影を担当した。詩情にみちた映像が受賞につながった。

1954年に台湾で生まれた李屏賓さんはこれまで台湾の名監督、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督と多くコンビを組んだ他、香港のウォン・カーウァイ(王家衛)監督と組んだ『花様年華』では多くの国際的な映画賞を受賞した。また、ゴールデンホースアワード(金馬奨=中華民国の映画賞)でも最優秀撮影賞を何度も受賞している。さらには第12回中華民国国家文芸奨(賞)の受賞者でもある。

李屏賓さんは受賞のあいさつで、銀熊賞は初めてで、自分の人生にとって重要な賞だと喜んだ。

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