2024/04/30

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2016年台北文学フェスティバル、3月1日から

2016/02/26
2016年の「台北文学フェスティバル(Taipei Literature Festival)」は、「文字、正在上演(意味:文字、上演中)」がテーマ。3月1日から5月31日まで開催。(中央社)

2016年の「台北文学フェスティバル(Taipei Literature Festival)」は、「文字、正在上演(意味:文字、上演中)」をテーマに、今年3月1日から5月31日まで開催される。読書に関する講座、創作ワークショップ、図書館とタイアップした書籍の展示、映画上映会などのイベントが開催され、読書の気風を盛り立てる。

台北市文化局、文訊雑誌社が共同開催する「台北文学フェスティバル」は今年、「文字、正在上演」をテーマに、3月1日から5月31日まで開催される。読書に関するシリーズ講座、海外の作家による台湾訪問、文学作品を執筆するワークショップ、映画上映会や書籍の展示といった方法で、人々が改めて文字に接し、さまざまな情報が飛び交うインターネット時代において、文学の良さを再確認してもらうのが狙い。

台北市文化局によると、全15回の開催となる「文学×視覚」の読書講座は、大きく3つのシリーズが用意されている。また、この期間中は地元の高校生にも読書を身近に感じてもらうため、台北市立第一女子高級中学(高校)、台北市立景美女子高級中学、台北市立成功高級中学の3校と協力し、1ヶ月ごとにこれらの高校を巡回して講演を行う。

このほか、日本映画のファンによく知られた『八日目の蝉』『紙の月』などは、いずれも日本の小説家、角田光代さんの原作をもとにした作品である。角田光代さんは、吉本ばななさん、江國香織さんと並ぶ日本文学界における3大女流作家の一人。4月9日と10日に開催される読書講座では、角田光代さんが登場し、読者は角田さん、およびその文学作品と至近距離で交流を楽しむことができる。

台北市文化局は25日、日本占領時代の建築物を改築した「紀州庵-文学森林」にて2016年「台北文学フェスティバル」のオープニングセレモニーを開催した。同局の謝佩霓局長、国家図書館の呉英美副館長、台北文化フェスティバルを企画した文訊雑誌社の封徳屏社長などが参加した。

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