イギリスのコンサルティング会社であるヘンリー・アンド・パートナーズ（Henley & Partners）はこのほど、パスポートの自由度を表す2016年版ビザ制限指数（Visa Restrictions Index）のランキングを発表した。トップとなったのは、世界218カ国・地域のうち177カ国・地域でビザ免除が認められているドイツ。137カ国・地域でビザ免除が認められている台湾は第29位となった。
アメリカのニュース専門チャンネルCNNの報道によると、イギリスのヘンリー・アンド・パートナーズと国際航空運送協会（IATA）は2006年以降、各国の国民がその国のパスポートでどの程度自由に海外渡航できるかを評価し、順位付けするビザ制限指数を毎年発表している。
2016年版ビザ制限指数によると、2014年と2015年に世界第１位だったアメリカは、第４位にランクを下げた。
その他のアジア諸国を見ると、シンガポールと日本が共に第５位、マレーシアが第12位、香港が第20位、中国大陸とカンボジアが第87位だった。