2024/05/05

Taiwan Today

経済

台湾の読書習慣調査を発表=教育部

2016/03/04
教育部は3日、台湾の読書習慣に関する調査結果を発表すると共に、公共図書館の模範利用者74名を選出して表彰した。写真は昨年881冊借りた林真氶くん(5歳、右)と同878冊借りた林窈如ちゃん(4歳、左)の兄妹。2人は2年連続での表彰となった。(中央社)

教育部(日本の文部科学省に類似)は3日、同部庁舎5階の講堂において、2015年における中華民国(台湾)国民の読書習慣に関する調査結果を発表するとともに、公共図書館の模範利用者や、同部が推進する公共図書館改善プロジェクトで優れた成果を収めた図書館などを表彰した。

それによると2015年の公共図書館利用者延べ人数は、前年より118万人増加した。貸出延べ人数は同157万人増加、貸出延べ冊数も同585万冊増加した。このほか貸出カードの作成枚数も前年度より増加した。図書館利用者の年齢層では、31歳から50歳までの年齢層の貸出冊数が最も多く、全体の43%を占めた。男女別では、女性が60%で、男性の40%を上回った。貸出書籍の分類を男女別に見ると、男女ともにトップは「言語・文学類」だった。しかし、2位は男女によって異なり、女性は料理レシピ、美容などのジャンルを含む「応用科学類」、男性は撮影、技能・趣味などを含む「芸術・レジャー類」となった。自治体別に公共図書館での1人当たり年間貸出冊数を見ると、トップは台北市(台湾北部)、2位は台南市(台湾南部)、3位は苗栗市(台湾北西部)だった。

ランキング

新着