2024/05/04

Taiwan Today

経済

FOODEX JAPAN、「台湾パビリオン」が盛大に登場

2016/03/09
日本の千葉県にある幕張メッセで8日から11日まで「FOODEX JAPAN2016(第41回国際食品・飲料展)」が開催されている。初日となった8日、「台湾パビリオン」の開幕式典が開催された。中華民国対外貿易発展協会の黄文栄秘書長(中央)は祝辞の中で、「台湾パビリオン」の3つの特色を説明し、その後、高雄市、台南市、屏東県、嘉義県、雲林県の代表者らとともにテープカットを行った。(中央社)

経済部(日本の経済産業省に相当)国際貿易局が主催し、その外郭団体である中華民国対外貿易発展協会(略称TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)が組織する「FOODEX JAPAN2016(第41回国際食品・飲料展)出展訪日団」が8日、見本市会場に登場した。これは、中華民国(台湾)にとって今年海外で開催される大規模な食品見本市への初出展となる。対外貿易発展協会の黄文栄秘書長は「台湾パビリオン」の開幕式典で、商品が豊富で多元的であることなど、3つの特色を紹介した。

FOODEX JAPANは8日から11日まで、日本・千葉県の幕張メッセで開催されている。今年は79カ国・地域から出展があり、台湾の出展規模はそのうち4番目となる。台湾からは合計112の企業及び団体が出展し、日本を訪れた出展関係者は300名以上に上る。

黄文栄秘書長は8日に開催された「台湾パビリオン」の開幕式典で、「台湾パビリオン」の3つの特色について説明した。黄秘書長によると、第一の特色は、台湾中南部及び南部の5つの自治体(高雄市、台南市、屏東県、嘉義県、雲林県)が出展し、「地方エリア」を形成していること。この点から地方自治体の農産品輸出支援に対する意欲が見て取れる。第二に、今年出展する112の企業・団体のうち、26社・団体が初出展となること。パールミルクティーやウコンなどの商品を取り扱う業者がはじめて出展企業に加わり、台湾の農産品や食品業者の旺盛な活力が感じられる。

第三の特色は、商品が豊富で多元的であること。今年の出展品目は農産品から加工食品、茶葉、水産品、飲料、コーリャン酒など多岐に及ぶ。黄秘書長は、日本企業は台湾企業との協力により、安定して利益を獲得しており、食品を通じた交流は中華民国(台湾)と日本の最も良い協力のパイプになっていると述べた。

「台湾パビリオン」では、冷凍水産品、青果、冷凍野菜、菓子類、缶詰、冷凍食品、インスタント飲料、酒類、コーヒー、蜜餞(フルーツの蜜漬け)、畜産品など、良質な商品を多数そろえている。

また、今回は台湾産ウーロン茶と水産品をテーマに、出展企業によるセミナーが行われるほか、台湾本場のパールミルクティーを手作りできる体験イベントも用意されている。

対外貿易発展協会はFOODEX JAPAN終了後、日本の大阪にて「台湾食品商談会」を開催する予定。今回の出展訪日団のうち、浤良食品、珍苑食品、餐御宴食品、金門酒廠など合計36の企業・団体が大阪での商談会に参加することになっている。

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