2024/05/05

Taiwan Today

経済

「ミレニアム世代が選ぶ国産ブランド」など、中華電信が2冠

2016/04/15
電信業者の中華電信は、台湾の大手経済雑誌『商業周刊』が発表した2015年「台湾100大影響力ブランド」と、2015年「ミレニアム世代が選ぶ国産ブランド」の2項目でトップに選ばれた。写真は2015年に国立台湾大学で開催された「ハッカソン」の様子。中華電信はスポンサーとして支援した。(中央社)

中華民国(台湾)最大の電信業者、中華電信は14日、台湾の大手経済雑誌『商業周刊』が発表した2015年「台湾100大影響力ブランド」と、2015年「ミレニアム世代が選ぶ国産ブランド」の2項目でトップに選ばれたと発表した。

同社は今年、民営化から20年を迎える。中華電信によると、今回の調査から、同社のブランドが、消費者の心の中に占めるウェートが大きくなってきていることが分かる。中華電信は、インターネットや製品で、より包括的できめ細かいサービスの提供を目指している。例えば最大通信速度1Gbpsの安定した光ファイバー回線サービスや、4G(第4世代移動通信システム)においても他社に先駆けて3CA(3キャリア・アグリゲーション)サービスの提供を開始し、最大通信速度300Mbpsを実現した。また、モバイルコンテンツサービスのプラットフォーム「Hami」や、MOD(マルチメディア・オン・デマンド)サービスなども提供しており、市場のさまざまなニーズに対応している。

中華電信はまた、若い世代の創作意欲を刺激するため、以前からデジタルコンテンツ関連のコンテストを開催している。2015年には国立台湾大学(台湾北部・台北市)で開催されたハッカソン(「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」を組み合わせた造語で、規定の時間内にプログラムの開発などを競う)にもスポンサーとして参加しており、若い世代との交流にも意欲的だ。

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