2024/05/07

Taiwan Today

経済

COMPUTEXが間もなく開催、TAITRAが東京で記者会見

2016/04/27
中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)の葉明水・副秘書長(写真)は東京での記者会見で、2016COMPUTEX TAIPEIにより多くの日本のバイヤーを誘致したいとの期待を示した(中央社)

世界中で大きな注目を集めているアジア最大のIT見本市、「2016台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX TAIPEI)」が5月31日から開催される。COMPUTEX TAIPEIを主催する中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)の葉明水・副秘書長は26日、東京にて大規模な記者会見を行った。葉副秘書長は、「COMPUTEX TAIPEIは、IoT(モノのインターネット)や革新技術などをメインテーマとする展示会に変化する」と説明し、より多くの日本のバイヤーを誘致したいとの期待を示した。

2016年のCOMPUTEX TAIPEIは、5月31日から6月4日まで、台湾北部・台北市で盛大に開催される。日本や韓国への宣伝強化のため、TAITRAの葉副秘書長は26日に東京で、27日には韓国ソウルで記者会見を行う。

葉副秘書長は、26日の東京における記者会見で、「日本は世界で第3位の経済大国で、台湾にとっても重要な貿易パートナーの一つだ。台湾と日本のICT産業のサプライチェーンは密接に連携している。COMPUTEX TAIPEIは、台日企業の科学技術産業界の最良のプラットフォームとなっている。さらに、優れた技術を持つ日本の中小企業は、COMPUTEX TAIPEIにおいて信頼できる台湾の提携パートナーを見つけ、共同で海外市場開拓に取り組むこともできる。現在までで、毎年約3,000人の日本のバイヤーが訪れており、これは世界で2番目に多い。今年は4,000人まで増加することを期待している」と述べた。

葉副秘書長によると、今年のCOMPUTEX TAIPEIには28か国・地域の企業が参加する。講演・フォーラム、マッチング商談会、コンテストも開催される。「CPXフォーラム」には、英ARM社、米クアルコム(Qualcomm)社、オランダのNXPセミコンダクタ―ズ、台湾シーメンスなど多方面から世界的に著名なハイテク企業の執行長(CEO)や幹部を招へいし、今後のハイテク業界の傾向などを講演する。

さらに記者会見では、参加を予定している台湾の産業用コンピュータ大手の研華科技(アドバンテック)と電源メーカーの台達電子(デルタ電子)、日本の通信事業最大手の日本電信電話(NTT)と富士通とパナソニックの半導体事業を統合した新会社、ソシオネクストから招待を受けた日本の幹部が、今回の展示方針を紹介した。

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