経済部（日本の経済産業省に相当）の李世光部長（大臣）は25日、就任後初めて記者会見を開催し、経済政策の4大主軸及び8項目の重点を提示した。4大主軸の内訳は「産業イノベーション」、「持続可能なエネルギーと資源管理」、「対外貿易による海外市場の開拓」、「質の高い経営環境づくり」。
李部長は25日、経済政策の4大主軸と8項目の重点をまとめた報告書を発表した。そのうち4大主軸とは「産業イノベーション」、「持続可能なエネルギーと資源管理」、「対外貿易による海外市場の開拓」、「質の高い経営環境づくり」。
対外貿易について李部長は、「すべてのタマゴを同じカゴに入れるべきではない」と指摘した上で、「多元的な輸出と内需による２つのエンジン」があってこそ促進できるものだと強調した。
経済部の報告書によると「持続可能なエネルギーと資源管理」とは、低炭素で持続可能、高品質で安定、効率的且つ経済的なエネルギー体系を確立すること。
報告書には、第4原子力発電所の建設を停止し、第1、第2、第3原子力発電所の稼働期間を延長せず、2025年に脱原発を達成することが盛り込まれた。
このほか報告書では、環境に配慮した新エネルギーの開発に積極的に取り組むとしており、2025年には総発電量に占める再生エネルギーの比重を20％に引き上げるとしている。