2024/05/05

Taiwan Today

経済

鴻海の対シャープ投資、過去4番目の規模

2016/06/01
経済部投資審議委員会は5月31日、鴻海(ホンハイ)精密工業による日本のシャープ株式会社への投資を承認した。総投資額は3,888億1,165万日本円。台湾では過去4番目の規模となる投資事業。写真は、この投資案件について報道関係者に説明を行う投資審議委員会の職員。(中央社)

外資による対台湾投資や台湾企業による対外投資計画を審査、管理する経済部投資審議委員会は5月31日、台湾の電子機器受託製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業による日本のシャープ株式会社への投資を承認した。総投資額は3,888億1,165万日本円。台湾では過去4番目の規模となる投資事業。

経済部投資審議委員会は5月31日、新政権発足(5月20日)以来、初めてとなる委員会議を招集し、海外華僑を含む外国資本、中国大陸の資本による対台湾投資案件、台湾企業の対外投資、対中国大陸投資案件など合計14件の投資計画を承認した。そのうち海外華僑を含む外国資本の対台湾投資は34億米ドル、台湾企業による対外投資は51億米ドルを超えた。

高い関心が寄せられていた鴻海精密工業によるシャープ株式会社への投資計画について投資審議委員会は、「価格の合理性」について検討した結果、31日に開催した委員会議にて承認した。鴻海精密工業によるシャープ株式会社への総投資額は3,888億1,165万日本円で、台湾では過去4番目の規模となる投資事業となった。

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