2024/05/08

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経済

ピッツバーグ国際発明展で台湾が異彩、金賞23と特別賞8を獲得

2016/06/13
米国のピッツバーグ国際発明展が9日に閉幕し、台湾は金賞23、銀賞31、特別賞8つを獲得した。(駐ニューヨーク台北経済文化弁事処提供、中央社)

米国のピッツバーグ国際発明展が9日に閉幕し、台湾は金賞23、銀賞31、特別賞8つを獲得した。受賞作品は、生理用ナプキン、痛風の痛みを和らげる「泡葉藻(Ascophyllum nodosum、アスコフィラムノドサム)」の抽出物、飲料水製造ウォーターサーバー、車内の温度制御器、CO2削減並びに節水盆栽、米国人が広く使用する芝刈り機など多種多様。

世界三大発明コンクールの一つとされるピッツバーグ国際発明展は6月7日より3日間、米国ピッツバーグで行なわれた。今年は22カ国から700点近い作品が参加。台湾からは企業10社、学校12校、6団体と個人の合計74点が参加し、金賞23、銀賞31、そして特別賞8つを獲得するなど好成績を収めた。

経済部(日本の経産省に相当)が米ニューヨークに設ける駐米投資貿易服務処の凌家裕主任によれば、今年、賞を受けた台湾の作品はいずれも小規模ながら優れた機能を持つもので、すでに商品化されたものも多く、米国の企業の興味を引き付けた。ピッツバーグ国際発明展は、台湾の発明家や企業が米国市場に進出するための有力なプラットフォームの一つだという。

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