2024/05/07

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経済

亜洲大学の大学院生、国際的なデザイン賞を9つ受賞

2016/07/06
亜洲大学の大学院生、劉経緯さん(写真)はカラスミのパッケージで、9つの国際デザイン賞を受賞。写真は昨年、日本のイラストレーションコンペでグランプリを受賞したときのもの。(中央社)

亜洲大学(台湾中部・台中市)でビジュアルコミュニケーションデザインを学ぶ大学院生、劉経緯さんは日本のイラストレーションコンペ「JIA Illustration Award 2015」のグランプリ、ドイツのレッド・ドット・デザイン賞などを受賞したのに続いて、このほどカラスミのパッケージで、ベルギー、米ニューヨーク、イギリスのロンドン、スイスなどで9つの国際デザイン賞を受賞した。作品は「野生のボラを捕まえろ」シリーズ。

劉さんによると、「野生のボラを捕まえろ」シリーズのパッケージ作品は、魚拓アートの方式でボラの姿を表現すると共に、ボラを獲るプロセスのイメージもパッケージに盛り込んだ。この作品はすでにドイツのレッド・ドット・デザイン賞、ベルギーのpentawards(金賞)、オーストリアのJoseph Binder Award、スイスのGraphis(銀賞)、米シカゴのワールドスターアワード(パッケージコンぺティション)、米ニューヨークのCQ41(Creative Quarterly 41)のwinner、米ルイビルCreativity International Awards(金賞)、イギリスのロンドン国際クリエイティブ・コンペティション、イタリアのA’Design Award(銀賞)など国際的なデザイン賞9つを獲得。

劉さんは、カラスミには海の「黒い黄金」という異名があると指摘した上で、ボラは大自然から獲れることから、デザインするにあたっては環境との共生を目指して環境保護を大前提に据えたと説明、全てのパッケージは繰り返し使うことが出来、材料もリサイクルが可能だとしている。

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