2024/05/04

Taiwan Today

経済

中国語の文化教育交流加速へ、台韓が教育協力覚書交わす

2016/07/18
教育部国際及び台湾海峡両岸教育司と韓国の全羅南道順天教育庁が覚書を交わし、中国語教育などでの協力関係を強化する。写真は覚書を交わした時の様子。(教育部サイトより)

教育部(日本の文科省に類似)国際及び台湾海峡両岸教育司(局)はこのほど、韓国の全羅南道順天教育庁と教育協力覚書を交わし、中国語教育及び各種教育の交流協力関係を強化することにした。早ければ9月にも、中国語教育のアシスタント(Teaching Assistant)10名を韓国に送り込む。

教育部国際及び台湾海峡両岸教育司の楊敏玲司長(局長)によると、教育部と韓国政府は言語学習での互恵奨学金を設けており、毎年それぞれが奨学金枠11人分を提供して学生から広く歓迎されている。現在、台湾で学ぶ韓国人学生は3,820人。そのうち中国語を専門に学ぶ学生が2,070人と、半数以上が中国語学習を目的とするなど、中国語学習の普及が効果を上げていることがわかる。一方、台湾の学生たちも韓国語を学ぶことを好んでいる他、韓国での国際教育旅行を行なう高校生の数も年々増え、さらには台韓の多くの学校の姉妹関係締結にもつながるなど、双方の交流は日増しに広がっているという。

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