中華民国（台湾）出身のテノール歌手、頼世壕さんと邱奕強さんは28日、ベルギーのブリュッセルで、28カ国の青年声楽家たちと合唱、天からの美しい歌声と音楽で聴衆を魅了すると共に自らの夢を実現した。
世界青少年合唱団（World Youth Choir）は今年、各国でのオーディションを勝ち抜いた数百人の声楽家から、29カ国の40人を選び出した。いずれも18歳から29歳までの若い声楽家で、23日のドイツを皮切りに欧州各国での巡回公演をスタート、28日にはブリュッセルにやってきた。台湾の頼世壕さんと邱奕強さんも実力を認められて今年の合唱団メンバーとなっている。
元智大学（台湾北部・桃園市）の大学院で応用外国語学を学ぶ頼世壕さんは2012年に続いて二度目の選出。また、国立台湾師範大学（台湾北部・台北市）メカトロニック・エンジニアリング学科を卒業した邱奕強さんは、初めて世界青少年合唱団の一員に選ばれた。