2024/05/05

Taiwan Today

経済

台湾、韓国発明コンテストで金メダル8個獲得

2016/08/01
台湾北部・新北市立中和高校の陳芊伃さん、呂彥禛さん、陳姿穎さんが開発した「ガスコンロ安全段階式消火装置」。(青年日報ニュースサイトより)

韓国で行われた国際創意発明コンテストの結果が7月30日に発表、中華民国(台湾)は、13作品が参加して、金メダル8個、銀メダル5個、特別賞5個を獲得した。台湾の金メダル獲得数は、参加の19か国中、韓国、マレーシアに次いで3番目に多かった。

金メダルを獲得した作品には、姉の宋沛潔さん(台湾北部・新竹市立培英国民中学)と、その弟、宋佳諭さん(台湾北部・新竹市東区東園国民小学校)が共同で発明した「カプセル式粉ミルク」などが含まれる。これは熱湯に溶けるカプセルで粉ミルクを包んだもので、直接熱湯をかけるとすぐに飲める。正確な量が把握でき、衛生的な上、湿気などで粉ミルクが固まるのを防ぐこともできるほか、携帯するにも便利だ。

また、台湾北部・新北市立中和高校の陳芊伃さん、呂彦禛さん、陳姿穎さんが開発した「ガスコンロ安全段階式消火装置」は、ガスコンロに赤外線エミッタを設置した。火のそばに手や燃えやすい物が近づくとそれを感知し、ガスの電磁弁をコントロール、外炎を消火させる。コンロの火を小さくすることで、手や物品が燃える危険を防ぐことができる。

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