私立長庚大学（台湾北部・桃園市）は、サウジアラビアの世界大学ランキングセンター（CWUR）が4日に発表した2017年「CWUR世界大学ランキング」で、「看護学科（NURSING）」分野の世界8位にランクインしたことを明らかにした。長庚大学は、英タイムズ紙が発行する高等教育情報誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション（Times Higher Education、THE）」が5日に発表した「世界新興大学ランキング（Young University Rankings）」ベスト150にもランクイン。とりわけ1986～1999年創立の部門では、世界34位に位置付けられた。
長庚大学看護学科は、個別型の研究のほか、がん患者のケアやQOL（クオリティ・オブ・ライフ）の向上、高齢者介護や長期介護などの分野の研究が盛んで、誇るべき成果を多数上げている。
CWUR世界大学ランキングの「看護学科」分野で上位10位に入った台湾の大学は長庚大学のみ。