2024/05/03

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陸上ダイヤモンドリーグ、男子やり投げの鄭兆村が台湾に初の金メダル

2019/08/19
陸上男子やり投げのアジア記録保持者、鄭兆村選手(写真)が18日、イギリスのバーミンガムで行われたダイヤモンドリーグ第11戦に出場し、87メートル75センチの好成績で優勝した。写真は2018年のもの。(教育部体育署サイトより)
陸上男子やり投げのアジア記録保持者、鄭兆村(CHENG.Chao-Tsun)選手が18日、イギリスのバーミンガムで行われたダイヤモンドリーグ第11戦に出場し、87メートル75センチの好成績で優勝した。台湾の選手がダイヤモンドリーグで優勝するのは初めて。鄭選手にとっても今季最高で自己ベストに次ぐ記録だった。鄭選手は2017年、台湾北部・台北市などで行われた夏季ユニバーシアードで91メートル36センチのアジア記録を打ち立てている。
 
鄭選手は今年5月、中国大陸・上海で行われたダイヤモンドリーグ第2戦で、87メートル12センチという今季自己最高記録(当時)をマーク。台湾に初めて同リーグでのメダル(銀)をもたらすと共に、来年の東京オリンピック出場権も手にした。
 
鄭選手は18日、第1投で82メートル76センチを投げると第6投では87メートル75センチをマークして今季自己最高を更新、自己ベスト(アジア記録)に次ぐ好記録で優勝した。なお、台湾にとってダイヤモンドリーグでの金メダルは初めて。今回の優勝で鄭選手の獲得ポイントは26ポイントとなり、ドイツの名選手のアンドレアス・ホフマン(Andreas Hofmann)選手に一気に並ぶと共に、今年の最終戦出場が確定した。
 
18日の競技にはホフマン選手、トーマス・ローラー(Thomas Rohler)選手のドイツ勢、チェコのヤクブ・バドレイヒ(Jakub Vadlejch)選手、エストニアのMagnus Kirt選手らが出場、鄭選手はこれら強豪を抑えて優勝した。
 
 

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