2024/04/28

Taiwan Today

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台東県が日本との交流に意欲、交流協会が協力快諾

2011/11/08
台東県の黄健庭県長(右)は7日、交流協会の畠中篤理事長(左)ら一行の表敬訪問を受けた。(台東県政府サイトより)

台東県の黄健庭県長(知事)は7日午後、日本の対台湾窓口機関、交流協会の畠山篤理事長らの表敬訪問を受けた。黄県長は一行を歓迎すると共に、日本の定年退職した人たちや高校を卒業する学生たち、観光客が多く台東を訪れてくれること、ならびに台東と日本との交流促進を希望し、交流協会に協力を要請した。畠中理事長は、台東県の豊かな自然景観は観光資源としての潜在力に溢れていると称え、より多くの日本人の台東観光、産業や文化面での交流実現に協力すると約束した。

台東県では今年の夏、初めて熱気球活動を実施した。黄県長は先ごろ、日本の佐賀市を訪問、20~30年続く、同市の熱気球活動を視察し、同市の市長に来年の台東県における活動への参加を要請した。黄県長はまた、台東県で始まったばかりの深層海水産業で日本の高知県などはより多くの経験を持つとして、交流実現に期待した。

畠中理事長は、交流協会は日台間の交流と外交を担当しており、今回の訪台の目的は東日本大震災の被災地に対する台湾の人たちの温かい支援に感謝するためだとした上で、日本と台湾の交流を、従来からの台湾西部に偏っている状況から台湾東部へと広げられるよう希望した。畠中理事長は、台東の美しさは日本の一部の県や市と通じるところが多いとして、帰国後、台東観光を大いに宣伝したいと述べた。

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