2024/05/03

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桃園国際空港、ダラス・フォートワース空港と連盟覚書

2011/12/06
台湾桃園国際空港はダラス・フォートワース空港と「連盟」に。来年1月には出入国審査自動化ゲートを設置。新交通システムは台北までは2014年開通の予定だ。(中央社ニュースサイトより)

台湾桃園国際空港は5日、アメリカのダラス・フォートワース国際空港と「空港連盟覚書」を締結した。桃園県の呉志揚県長(知事)によると、桃園県とダラス市は姉妹関係にあり、関係者の相互訪問は極めて盛ん。今年10月にはダラス市長自ら訪問団を率いて桃園捷運(新交通システム)社と合作覚書を交わしている。

呉桃園県長は、両市はいずれも重要な国際空港を有し、似通った空港新交通システムの発展に取り組んでいるなど共通点が多い上、強力なプロ野球チームを持つことでも同じだと話し、新交通システムと空港連盟の覚書締結が、専門的で実質的な意義を持つ交流をもたらすよう期待した。

ダラス・フォートワース空港は世界で4番目に忙しい空港とされ、現在、1日の発着便数は1750便、2010年の旅客輸送量は延べ5700万人近く。全米145の都市および世界47の国際空港とを結んでいる。同空港は世界最大の航空会社アメリカン航空の本拠地でもある。国際空港評議会(ACI)による国際空港サービス評価では5年連続で上位5位にランクされている。

ダラス・フォートワース空港のJeffrey Fegan最高経営責任者は、両空港が姉妹関係を結んだことで、今後は空港に関する専門知識、運営経験、管理メカニズムやエンジニアリングの専門領域で交流をさらに強化でき、世界最高レベルの空港管理知識の共有を進めていけると期待した。

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