2024/05/03

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平渓ランタンフェスティバル、ランタン1,000個が空に

2012/01/06
1,000個のランタンが一斉に空に上がる幻想的な平渓ランタンフェスティバルの風景。(許裕昌撮影、中華民国交通部観光局提供)

新北市平渓区で毎年恒例となっている「平渓天灯節(平渓ランタンフェスティバル)」が、26日から開催される。2月6日の元宵節には1,000個のランタンが一斉に空に舞い上がる「千灯斉飛」が行われるほか、初めて20インチの大型ランタンを放つイベントも行われる。

今年は「夢+1・希望は無限に」をテーマ。若者の間で流行している「+1」という表現を通じ、「百年+1(今年は民国101年)」、新北市のさらなるデジタル化を進める意味の「+1」、人々の夢や幸せにも「+1」があるようにとの願いを込めた。

新北市平渓区は台湾で唯一、ランタンを空に上げることが許可されている区域で、より多くの国内外の人々に独特の「天灯」文化を知ってもらおうと、今年はフェスティバルの規模をさらに拡大し、計5,800個のランタンが空に放たれる。参加者は26日(木)に菁桐小学校、28日(土)に平渓中学校、4日(土)と6日(月)に十分天灯広場でランタンを空に上げることができる。また、参加者には限定2,500個の木製のお守りが贈られる。

このほか、夜のイベントも充実させようと、26日にはアニメ・漫画をテーマとして、コスプレチームによる舞台でのパフォーマンスも予定し、アニメ・漫画ファンの参加を呼び掛けている。

平渓ランタンフェスティバルは毎年数十万の人々が内外から訪れ、台湾でも定番のイベントとなっている。また、ディスカバリーチャンネルが「世界2大祭り」として取り上げたこともある。

平渓は昨年のヒット映画、『あの頃、君を追いかけた』が撮影されたことで、人気の観光地となっており、最近も多くのCMが舞台として平渓でロケ撮影を行っている。

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