交通部観光局(日本の観光庁に相当)とチャイナエアライン(中華航空)が協力して打ち出した「台湾観光特別塗装機」の一番機CI-220が13日、満員313人の旅客を乗せて台北松山空港から日本の東京国際空港(羽田空港)に向けて飛び立った。
同機はA330-300型機を採用、機体に描かれた「Welcome to Taiwan」で台湾への旅行者を歓迎し、「Time for Taiwan」の七つのハート(旅行・ロハス・生態・ロマン・グルメ・ショッピング・文化)の要素を取り上げる。機体のイラストは活発な文化クリエイティブスタイルで、ロハス、生態、ロマン、グルメ、ショッピング、文化の台湾観光六大テーマをアピール。同機は日本の他、香港、マレーシア、シンガポール、韓国、中国大陸などへも向かう。
同局によると、今年海外から台湾を訪れた旅行者は第3四半期までで延べ580万人を超えている。年間770万人の目標達成が期待できるばかりでなく、延べ800万人の可能性もあるという。