交通部観光局（日本の観光庁に相当）はこのほど、台湾東部・台東県と花蓮県の先住民の集落をめぐる観光8コースを発表した。それぞれ、瑪洛阿瀧（台東県東河郷）集落・いかだの旅、都歴（同県成功鎮）集落・工芸の旅、比西里岸（同県成功鎮・白守蓮）集落・羊を訪ねる旅、南竹湖（同県長浜郷）集落・童心の旅、奇美（花蓮県瑞穂郷）集落・文化とカヤックの旅、静浦（同県豊浜郷）集落・海に出て生態を訪ねる旅、新社（同郷）集落・水田の旅、水璉（同県寿豊郷）集落・狩人の旅となっている。
東部海岸国家風景区管理処は観光コースの紹介に当たり、「2014先住民集落観光元年―東部海岸から旅に出よう」と題した発表会を開催。台東県の黄健庭知事は、「台東には熱気球フェスティバルで毎年多くの観光客が訪れる。いまや集落の整備が着々と進んでいるのに伴い、これからは南竹湖や比西海岸、都歴、東河の4つの集落に触れる旅を紹介していきたい」と説明した。