今年の旧暦8月20日、すなわち9月13日で、台湾北西部・新竹市にある門、「東門迎曦門」が185歳となることから、新竹市政府はこの日、ここで祝賀イベントを開催する。「東門迎曦門」はかつて同市の旧市街を取り囲んでいた城壁の「東門」。イベントのオープニングでは、「擂鼓十響迎城慶」(著名な太鼓演奏団体による演奏)を行い、市民と共に「東門迎曦門」の誕生日を祝う。
「東門迎曦門」に関する一連のイベントの他、周辺にある歴史ある店舗や建物も観賞に値するもので、同市政府はイベントに合わせて多くの人が同市を訪れ、「東門迎曦門」の185歳の誕生日を共に祝ってくれるよう呼びかけている。
「東門迎曦門」は、「竹城」(竹で作られた城壁)、「土城」(竹の城壁の外側に土の壁を建築)、「石磚城」(石を積んだ城壁)の三つの時期を経ている。最も早い「竹城」は清朝の雍正11年(1733年)に作られた。嘉慶11年(1806年)には「土城」に。そして、道光6年(1826年)の「石磚城」は政府の予算を全く使わずに建てられたという。