2024/05/03

Taiwan Today

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花東花海季スタート、食と農の幸せ体験

2014/12/15
台湾東部の花蓮県と台東県に広がる花東縦谷沿いの各郷鎮で、今年も「花東花海季」がスタートした。写真は富里郷の美しい花の海。(花蓮県富里郷役場サイトより)

台湾東部の花蓮県と台東県に広がる花東縦谷沿いの各郷鎮(町村)で、今年も「花東花海季(The East Coast Feastival of Flower Blossoms)」がスタートした。富里郷(花蓮)、池上郷(台東)、関山鎮(台東)、成功鎮(台東)、卑南郷(台東)の5つの郷鎮ではテーマ別の花のキャンバスを設置、縦谷沿い12郷・鎮(町村)には345ヘクタールの菜の花畑と、102ヘクタールのコスモスの海が広がる。

今年のテーマは、富里が「羽を広げるクジャク―五行の羽ばたき」、池上が「四季の花の海―自然との共生」、関山が「大地のパズル」、卑南が「花の心、農の心、笠の下」、成功の「日の出三仙~ロハスの成功」で、ワラや流木で作ったインスタレーションを組み合わせて美しい風景を作り出している。今年は特に農協に対してハーブや青果を使った食べられる風景を作り出すよう指導し、旅客は花の観賞と同時にさまざまな食材に触れ、食材を育む地元の農家の生活を体験することができるようになっている。

この催しは2015年の旧正月(来年は2月19日)シーズンまで続く。各農協は例年通り、花海シャトルバスを運行し、花の海や花のキャンバスを観賞する人々を乗せ、定時には解説などのサービスも提供、遊ぶ、体験する、学ぶ、食、農が楽しめるようになっている。

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