2024/04/30

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2015台湾国際らん展、7日から16日まで開催

2015/03/03
行政院農業委員会は2日、「台湾国際らん展」の記者会見を開催。会場には、初めて内外の植物品種権を得たらん「世芥鑚石F-1138」が展示された。(中央社)

「2015台湾国際らん展」が今月7日から16日まで、台湾南部・台南市にある「台湾蘭花生物科技園区(台湾らんバイオテクノロジーパーク Taiwan Orchid Plantation)」で開催される。今年の「台湾国際らん展」は「悠遊蘭海」(The Moment)を展示テーマに、自然、保護と育成、原生のコンセプトを強調。また、「産業パビリオン」では台湾のらん産業のバリューチェーン(価値連鎖)を紹介することにしており、38カ国からの貴賓3000人以上が参観し、買い付けを行なうものと見られている。

海外のバイヤー及び国内の消費者に台湾のらんをさらに深く知ってもらうため、今年は「産業パビリオン」を設置、らん産業のバリューチェーンを完全な形で紹介し、内外の人々に台湾のらんが持つ魅力の根源を理解させる。「国際展示エリア」では日本、イタリア、シンガポールなど8カ国を招き、それぞれの国の異なるらんの姿を紹介する。

「台湾蘭花生物科技園区」は2003年に行政院(内閣)農業委員会が設置を決定、建設したもので、らんの生産で世界最大規模の産業クラスターに成長。2005年から毎年ここで行われている「台湾国際らん展」は、今では日本・東京での「世界らん展日本大賞」、及び「世界蘭会議」と並ぶ世界三大らん展となっている。

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