2024/04/28

Taiwan Today

観光

木村拓哉さんが台湾観光親善大使に、PRフィルム撮影で来台

2015/07/13
台湾でも絶大な人気を誇る日本の木村拓哉さんが11日夜、台湾観光PRフィルム撮影のため来台。台北松山空港では多くのファンが出迎えた。(中央社)

台湾でも「日劇天王(日本のドラマのトップスター)」として有名な木村拓哉さんが11日夜、台湾観光PRフィルム撮影のため来台、台湾北部の台北松山空港に到着した。木村さんはデビュー28年でこれが初めての台湾訪問。交通部観光局(日本の観光庁に相当)が木村さんを台湾観光の親善大使として要請したことで初来台が実現した。PRフィルムは香港出身の世界的な映画監督、呉宇森(ジョン・ウー)監督が手掛ける。観光局はこの2人がタッグを組むことで「木村旋風」を巻き起こしたい考えだ。

観光局は今年度の広報事業を東風娯楽に委託している。同社のトップ、葛福鴻氏からフィルム制作の依頼を受けたジョン・ウー監督が、木村さんを主役に抜擢し、さまざまな困難を乗り越え、ついに2人のコラボレーションが実現した。

観光局国際組(国際部)の鄭憶萍課長によると、フィルムの撮影日程は2日間を予定。テーマは台湾の美食と人情味で、早ければ今年10月にも日本で放映される。木村さんは撮影状況により台湾に3日から4日間滞在する。

木村さんの出演料について観光局の劉喜臨副局長は、東日本大震災の際の台湾からの援助に感謝するとして今回は「友情価格」で引き受けてくれたと表明した。

劉副局長によれば、木村さんは昨年末、NHKの紅白歌合戦で台湾メディアの取材を受けた際、来台に意欲を示したため、幅広い年齢層のファンを持つ木村さんが親善大使にふさわしいとして候補に挙げていた。また、PRフィルム制作作業が順調であれば、木村さんは日本に帰国する前に記者会見を開き、台湾のファンの前に姿を現す可能性もあるという。

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