2024/04/30

Taiwan Today

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昨年の航空旅客者数、過去最高の延べ5,781万人超に

2016/01/13
交通部民用航空局の最新統計によると、2015年の台湾における航空旅客者数は速報値で過去最高の延べ5,781万人余りに達した。写真は台湾北部の台湾桃園国際空港。(中央社)

交通部(日本の国土交通省に類似)民用航空局の最新統計によると、2015年の台湾における航空旅客者数は速報値で延べ5,781万人余りに達した。これまで最多だった1997年の延べ5,630万人余を上回り、過去最高を記録した。うち国際線が延べ3,618万人余、台湾海峡両岸線が延べ1,185万人余、国内線が延べ977万人余だった。

政府は近年、いわゆるオープンスカイ(航空自由化)政策を戦略的に採用し、積極的に運航権の獲得、および外国や中国大陸の旅客による台湾渡航や観光の推進に努めている。これに加えて、世界の航空市場全体の成長や格安航空会社の台頭などが後押しすることで、台湾における国際線の旅客数は2008年の延べ2,496万人余から、昨年は延べ3,618万人余へと増加、この期間における延べ増加人数は両岸線を上回るものとなっている。両岸線と国際線の旅客数は2030年には延べ1億人を突破すると交通部はみている。

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