外交部(日本の外務省に相当)は21日、パラオのパラオ・パシフィック・エアウェイズと、ミャンマーのミャンマー・ナショナル航空およびミャンマー国際航空がそれぞれ、今月30日と今月下旬に台北とを結ぶ航空路線を就航させると発表した。同部は台湾の人々がパラオやミャンマーを訪れる際の利便性がさらに高まり、民間においてより多くの交流が進むことが期待されると表明した。
観光やビジネスの目的で台湾からパラオを訪れる人は昨年、延べ約1万5,000人に達した。パラオにとっては台湾の旅客が海外旅客の3位を占め、直行便の就航で双方の人々の交流がさらに促進されるとみられる。
同部亜東太平洋(東アジア太平洋)司(局レベル)の林恩真副司長は、ミャンマーの2社が1月下旬にヤンゴン~台北間で就航させる路線は、台湾とミャンマーの民間交流を促し、双方の関係をさらに深めるものになると語った。