2024/05/19

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台北市立動物園がポケマップ公表

2016/08/11
台北市立動物園(台湾北部・台北市文山区)は9日、「ポケモンGO」のプレーヤー向けに「ポケマップ」を発表。動物園内に100カ所近くあるジムやポケストップの位置が分かるようになっている。台北市立動物園のfacebook公式ページからダウンロードできる。(台北市立動物園提供)
スマートフォンゲームアプリ「ポケモンGO」が台湾でも6日から配信され、人気を集める中、台北市立動物園(台湾北部・台北市文山区)が9日、ポケモンの出現スポットを描いた地図「ポケマップ」を発表した。動物園内に100カ所近くあるジムやポケストップの位置が分かるようになっている。「ポケマップ」は台北市立動物園のfacebook公式ページからダウンロードできる。 台湾では「ポケモンGO」の配信開始以来、ポケモン探しが大流行となっている。しかし、歩きスマホや運転中のポケモン探しは危険だと、その安全性が憂慮されている。教育部(日本の文部科学省に類似)は8日、国立故宮博物院(台湾北部・台北市)、国家図書館(台北市)、国立海洋生物博物館(台湾南部・屏東県)、国立台湾芸術教育館(台北市)、国立自然科学博物館(台湾中部・台中市)などの社会教育施設や特定エリアについては、「ポケモンGO」のプレイを禁止すると発表した。一方、台北市が運営する社会教育施設は、現在のところ「ポケモンGO」のプレイを禁止する動きはない。 そんな中、台北市立動物園が「ポケマップ」を発表。同園の広報担当者、曹先紹さんによると、園内には6カ所のジムと100カ所近くのポケストップがあり、その密度の高さはおそらく既存の動物園の中では最高だという。また、ポケモンに出てくるキャラクターは動物を原型としたものが多いことから、より多くのプレーヤーが動物園を訪れ、動物の生態を観察してくれるよう、「ポケモンGO」のプレイを禁止しないどころか、ジムやポケストップの場所を示す「ポケマップ」を公表することとした。ポケモン探しに便利なほか、地図には園内の進入禁止区域なども明記されている。

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