立法院（国会）の蘇嘉全院長（議長）は23日、「台湾と日本の観光交流は密接だ。これは深い友情と良好な相互関係が基礎としてあるからだ。今後も多方面でさらに機会を創出し、この関係をもっと深めていきたい。そして台湾と日本の人的往来が大幅に増加するよう期待する」と述べた。
蘇院長は立法院の蔡其昌副院長（副議長）、野党・親民党立法院党団の李鴻鈞総召集人、立法院の林志嘉秘書長に伴われて、日本の「東北観光推進機構」の清野智会長（JR東日本会長）、青森県の三村申吾知事、岩手県の達増拓也知事、宮城県の村井嘉浩知事、秋田県の佐竹敬久知事、山形県の吉村美栄子知事、福島県の鈴木正晃副知事を含む一行による表敬訪問を受けた。
蘇院長は、昨年、台湾を訪れた日本人観光客は延べ162万人を超え、台湾を訪れた外国人観光客の第３位となったと指摘。「東北観光推進機構」訪問団一行が今回、帰国後に台湾を宣伝してくれれば、今後より多くの日本人観光客が台湾を訪れることになるだろうと述べた。また、台湾と日本の人的往来の大幅増加にも期待を寄せた。