このほど発表された最新の調査結果によると、「パスポートの自由度ランキング」のトップは、世界177カ国・地域でビザ免除が認められているドイツだった。台湾は昨年よりワンランク下げて29位となった。
イギリスの移民コンサルティング会社であるヘンリー・アンド・パートナーズ（Henley & Partners）は2006年以降、各国の国民がその国のパスポートでどの程度自由に海外渡航できるかを評価し、順位付けするビザ制限指数を毎年発表している。台湾のパスポートは現在、160カ国・地域以上でビザ免除が認められている。
一方、中国大陸のパスポートの自由度ランキングは87位。2015年の第93位を上回ったものの、この調査が行われて11年間、ビザ免除が認められている国・地域数は、台湾が中国大陸をはるかに上回っている。
調査結果によると、ビザ免除が認められている国・地域が多いパスポートの発行国の順は次のとおり。
１位 ドイツ
２位 スウェーデン
３位 フィンランド、フランス、イタリア、スペイン、イギリス
４位 ベルギー、デンマーク、オランダ、米国
５位 オーストリア、日本、シンガポール
６位 カナダ、アイルランド、韓国、ルクセンブルグ、ノルウェー、ポルトガル、スイス
７位 ギリシャ、ニュージーランド
８位 オーストラリア
９位 マルタ
１０位 ハンガリー、チェコ、アイスランド