2024/05/05

Taiwan Today

観光

良い派遣先ランキング、台湾は14位で日米上回る

2016/09/23
派遣先としての国・地域の良さのランキングで台湾は14位となり、日本及び米国を上回った。特に「家さがし」や「健康保険」、「友達づきあい」、「起業チャンス」などで評価されているという。(交通部観光局サイトより)

香港上海銀行(HSBC)は22日、派遣先としての国・地域の良さのランキングを発表した。シンガポールが昨年に続いてトップで、台湾は14位、香港が13位だった。日本は20位、米国は30位と振るわなかった。

同銀行では今回、190カ国の2万7,000人近い「海外派遣人員」、すなわち「現在海外に住む成年男女」を対象に調査を行ってこのレポートをまとめた。ランク付けの対象となった45の国と地域のうち上位10位は、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、チェコ、スイス、ノルウェー、オーストリア、スウェーデン、バーレーン、ドイツの順だった。オーストラリアは11位、香港が13位、日本は20位、イギリスは22位だった。米国は30位、中国大陸は34位だった。

台湾は14位で、調査された3項目、「経済」、「生活経験」、「家庭」での順位はそれぞれ24位、7位、15位だった。シンガポールは総合トップだったが、海外派遣での給与はスイスが最も多く、子育てにはスウェーデンが最も良い。

台湾に派遣された人たちは、台湾では新たな友人を作りやすいばかりでなく、人付き合いも活発になり、さらには収入アップのチャンスがあると感じている。また、台湾では住む場所を決めたり、健康保険の手続きを行なったりするのが相対的に容易で、調査を受けた人の54%が「家さがしは簡単」と答えた。これは世界平均の46%を上回る。また、66%は健康保険の手続きがしやすいとしており、これも世界平均の47%より高水準となっている。

また、調査対象の59%は可処分所得が比較的多いとしており、これも世界平均の56%を小幅ながら上回った。そして57%は、今ではより多く貯金できるようになったと答えており、これも世界平均の53%より高かった。

台湾に派遣されて暮らしている人たちの経済に対する信頼感は相対的に高い。調査対象の54%は、台湾経済に自信を示した。世界平均の52%を若干上回る。また、46%は、「台湾は起業によい場所だ」と考えており、この割合も世界平均の38%より高かった。

友達づくりについては、回答者の61%が台湾では友人を作りやすいと回答。その割合は世界平均の52%より高かった。また、40%は、台湾にやってきてから人付き合いがより活発になったとしており、世界平均の33%を上回った。

ランキング

新着