クレジットカード大手マスターカード(MasterCard)は22日、2016年「世界渡航先ランキング(Index of Global Destination Cities)」を発表した。これは、世界132都市を対象に人気渡航先ランキングを出したもの。今年はタイの首都バンコクが英ロンドンを抑えて首位に躍り出た。台北は昨年の16位から1ランク上昇の15位となった。
台北はアジアの上位10都市の7位で、今年、海外からの渡航者数は延べ735万人に達する見込み。
国際ニュース通信社ロイターの報道によると、「天使の都」の異名を持つバンコクが、今年はロンドン、パリ、ドバイなど131都市のライバルを破って、2016年「世界渡航先ランキング」のトップとなった。
マスターカードによると、アジア諸国のその他の都市を見ると、日本の大阪は過去7年間で海外からの渡航者が大幅に増えている。特に隣国の中国大陸や韓国からの渡航者が急増しているという。