2024/05/06

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高雄餐旅大学、仏コルドンブルーと料理学園設立へ

2011/09/14
国立高雄餐旅大学の校章(同大学公式ホームページより)
ホテル業、飲食業、旅行業専門の大学、国立高雄餐旅大学は13日、フランスの名門料理学校、ル・コルドン・ブルー(LCB)と合作意向書を交わした。高雄餐旅大学内に「ル・コルドン・ブルー国際料理学園」を開設し、LCBのプログラム及び教師を導入する。各種短期プログラムと研修コースを設け、アジアにおける中華料理と西洋料理、及び飲食業のトップレベルの人材を育成する「揺りかご」を目指す。双方はそれぞれ約1000万台湾元(約2650万日本円)を出資、出資比率は高雄餐旅大学が51%、LCBが49%。来年8月にも学生募集を始めるという。 LCBは1895年にパリで創設され、現在では世界15カ国に44の分校もしくは学園を有する。合作対象はアメリカ、フランス、イギリス、日本、韓国、オーストラリア、タイ、中東などに及ぶ。両岸四地(台湾・中国大陸・香港・マカオ)で最初の「ル・コルドン・ブルー国際料理学園」は台湾に開かれ、LCBの各国の名シェフが台湾で授業を行うことになる。 LCBの名声は世界的で、教師がいずれも世界各地の一流レストランのシェフであることで、コック志望の人を常に引き付けている。台湾でもLCBの証書を受けた人が約200人はいるものと見られる。高雄餐旅大学では、同大学の「コルドン・ブルー国際料理学園」はアジアの学生を引き付けると予想、交流を通じてフランス料理と中華料理の融合など新たな可能性が生まれると期待している。

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