2024/05/07

Taiwan Today

観光

台北市「幸せな旅」を東京でアピール、タンチョウが親善大使に

2011/09/29
タンチョウ「BIG」の巨大フィギュア(右)。クイズで勝ち抜いた男性は、観光業に従事し、30回以上台北を訪れたことがあるという。(中央社)

台北市政府は10月1日から2日まで、東京ビッグサイトで開催される「JATA旅博2011」への出展に合わせ、28日から首都圏で観光アピールイベントを行なっている。初日の28日は東京の上野駅で、29日は横浜ランドマークタワー屋外でPR活動を行なう。親善大使は北海道の釧路市動物園から台北市立動物園に寄贈されたタンチョウの「BIG」が務める。

タンチョウは縁起がよく、長寿の意味もあることから、同市観光伝播局は「小確幸之旅(幸せな旅)」と題した4つの観光コースを企画。同局の趙心屏局長によると、タンチョウは台日の友情を表し、また「小確幸」は村上春樹氏のエッセイ『ランゲルハンス島の午後』や『うずまき猫のみつけかた』に出てくる「小さくはあるが、確固とした幸せ」の略語で、日本の観光客に台北市の思いやりと歓迎の意を伝えたいとしている。

4つのコースはそれぞれ、エリアごとに(1)猫空ロープウェーやタンチョウのいる動物園、2011台北世界デザイン博覧会など、(2)永康街、青田街、龍泉街の路地探索や師大ナイトマーケットなど(3)龍山寺、孔子廟など100年の歴史ある寺や廟と西門町周辺、(4)北投温泉、国立故宮博物院など――を巡るルートとなっている。

28日に上野駅で行なわれたイベントでは、台北に関する10問の勝ち抜きクイズが行なわれ、観光業に従事する男性、村上さんが優勝、東京~台北の往復航空券が贈られた。村上さんによると、台北はグルメのほか、温かくもてなし好きな「人」が最も魅力的だという。

「JATA旅博2011」の同市ブースでは、アンケートに答えた人を対象に、抽選で東京~台北の往復航空券をプレゼントする。

なお、「JATA旅博2011」には同市をはじめ7県・市が出展、台湾ブースには観光大使を務めるアイドルグループ「飛輪海(フェイルンハイ)」が登場する。

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