交通部観光局は、台湾と日本の観光文化交流促進のため、日本の伝統芸能団体を招き、3日と4日の二日間、台北市信義エリアで「まつりイン台湾2011」を開催した。これらの団体は日本の伝統芸能を台湾の人々に紹介、台湾の伝統文化団体との交流も行われた。
「まつりイン台湾」は今年で9年目。参加した日本人は累計で1000人を超える。今年参加したのは26団体296人で、岡山県と香川県からはチャーター便2機でやってきた。日本側からは、秋田県男鹿市の「なまはげ郷神楽」、岩手県盛岡市の「津軽三味線」、筑波大学の「斬桐舞」、埼玉県川口市の「たたら流し踊り」などバラエティにとんだパフォーマンスが披露され、台湾からも吉祥獅団（台湾式獅子舞）、電子三太子（「三太子」という神様が軽快なテクノ音楽に乗って踊りまくるパフォーマンス）など、文化的特色を有する演技が紹介された。
「まつりイン台湾」は、日本各地の伝統芸能を生で一度に見られることで毎年大好評。会場では、交通部観光局や日本の東北地方の温泉協会などがブースを設けて各種観光情報を提供、記念品のプレゼントやゲームも行われた。