2024/04/29

Taiwan Today

観光

台日航空路線、3社が14路線を新たに申請

2011/12/07
空の交通の利便性向上に取り組む政府は、特に「東北アジアの黄金航空圏」の整備に注力する。(中央社)

台日間でオープンスカイ(航空自由化)協定が採択されたことを受け、台湾の航空会社3社が既に新たな14路線を申請、来年3月にも順次、就航する見通しとなった。台日間では11月10日に航空協定を改定し、東京(成田・羽田)を除く日本の発着地をオープンスカイ化した。これにより、定期便を運航する航空会社は、台湾では中華航空(チャイナエアライン)と長栄航空(エバー航空)の2社のみに制限されず、また台日以外の国籍の航空会社も参入可能となった。

台湾の航空各社がこれまで交通部民用航空局に申請した、来年3月からの夏季運航スケジュールで新設を予定する路線は以下の通り。


◎中華航空(3路線)
桃園国際空港から:静岡、鹿児島(週3便ずつ)、富山(週2便)

◎華信航空(マンダリン・エアラインズ、3路線)
桃園~石垣島(週2便)
台中~那覇(週2便)
高雄~大阪(週2便)

◎復興航空(トランスアジア・エアウェイズ、8路線)
桃園から:大阪、福岡、那覇(週7便ずつ)、札幌、函館(週2便ずつ)、旭川、釧路、帯広(週1便ずつ)

これら新路線は規定の手続を経て、台日双方の航空当局に就航を申請することとなる。

台日の空がオープンスカイ化することで、航空各社が新路線を相次いで就航させれば、両国間の観光の往来のみならず、経済・貿易での交流もさらに促進され、友好関係がより深まることが期待される。

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