台湾は豊富な観光資源があるほか、世界に比べて低い費用で技術の高い医療サービスが受けられる。（中央社）
行政院衛生署は7日、台湾の医療観光サービス情報を提供する携帯電話向けアプリを発表した。アジアでは韓国、シンガポールに続き3カ国目となる。台湾の医療サービスを世界にアピールし、より多くの外国人観光客に台湾を訪れてもらいたいとしている。
衛生署は今年、医療サービス国際化計画を実施、実際の業務は中華民国対外貿易発展協会（外貿協会、TAITRA）が行っている。今回開発したアプリを通じ、台湾で便利で良質な医療観光サービスの情報を提供する方針だ。
アプリでは北部、中部、南部、東部の地域に分け、計31カ所の医療機関について得意分野や連絡先などの情報閲覧、地図のダウンロードができるほか、台湾のグルメや旅行情報を速やかに取得でき、外国人観光客にとって、台湾における医療観光の便利なツールとなることが期待される。政府は、このアプリがあることで、外国人観光客が故郷にいるように感じて欲しいとしている。
このアプリは無料で、繁体字中国語、簡体字中国語、英語の3つのバージョンがある。