今年、中華民国（台湾）を訪れた海外籍（外国人及び中国大陸、香港、マカオ）の旅行者が28日午前11時40分、初めて延べ600万人を突破した。600万人目は、台湾桃園国際空港第1ターミナルから入国した韓国人女性の金禧暻さん（37歳）。
金さんはこの日、夫と母親、姉、姉の息子の5人で、韓国のインチョン国際空港から大韓航空のKE-691便に乗って初訪台。600万人目となり喜ぶ金さんは、世界の人たちが1人でも多く台湾を訪れるよう願うと共に、台湾からも多くの人が韓国に遊びに来てほしいと話した。台湾では5泊6日の日程で、故宮博物院などの観光スポットを参観するという。
交通部観光局では、その場で一回目の歓迎セレモニーを行い、ガラス工芸品の記念プレートと台湾の特産品を贈呈。正式なセレモニーは30日午前に行政院の大講堂で行われる。
観光局では600万人目を迎えるため、桃園国際空港の第1、第2ターミナル、台北松山空港、台中空港、高雄小港国際空港、そして金門島の水頭埠頭の6箇所で歓迎セレモニーの準備をしていたが、桃園空港での開催となった。