2024/05/04

Taiwan Today

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台鉄CK124とJR北海道C11が「姉妹SL」に

2012/02/06
台鉄のCK124形SL。(葉慧嫣撮影、中華民国交通部観光局提供)

台湾鉄路(台鉄)のC124形蒸気機関車(SL)と、日本のJR北海道のC11形SLが姉妹SLとなることが明らかになった。訪日中の交通部台湾鉄路管理局の范植谷局長が明らかにしたもので、双方は先ごろ合意に達し、3月12日にも北海道釧路市で提携意向書を締結する予定だ。姉妹SLは鉄道業界で初となる見通しで、将来的には共同でのPR活動などを通じ、台日の人々による相互の鉄道旅行も促したい方針だ。

JR北海道のC11形は「SL冬の湿原号」として冬季に運行されているが、今年は例年の2月末までの運行に加え、CK124形との姉妹提携を記念し、3月12日に台湾からの来賓と乗客のために専用列車を運行する。一方、台鉄は6月9日の鉄路節(中華民国が鉄道事業の発展を記念して定めた日)にイベントを行う意向を示している。

北海道では、多くの台湾からの観光客が「SL冬の湿原号」に乗車し、白銀の中を駆けるSLを楽しむ一方、台湾でも多くの日本人がCK124の復活イベントに駆け付けている。今後、共同でのPR活動を通じ、SL鉄道観光市場を強化、双方の観光業者に観光コースを提供するとしている。

范局長に同行し訪日中の邱鏡淳・新竹県長は、CK124形SLを同県を走る台鉄内湾線で日常的に運行させたい考えを示した。同県はまた、内湾線9駅の沿線を「台湾漫画夢工場」として国際的な観光スポットにする方針だ。

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