2024/05/06

Taiwan Today

観光

新たに中国大陸6都市住民の個人旅行を28日から受け入れ

2012/04/27
台湾でのショッピングを楽しむ中国大陸住民。(中央社ニュースサイトより)

中国大陸住民による台湾個人旅行に関し、第二弾の試験開放対象都市の6都市の住民による申請が先ごろから始まり、28日から受け入れが始まる予定だ。

申請受付が開始されたのは、天津、重慶、南京(江蘇省)、広州(広東省)、杭州(浙江省)、成都(四川省)の6都市住民によるもの。26日午後5時現在で78件の申請があり、うち許可されたのは58件となっている。許可を受けてから3カ月以内に、広州や杭州、南京などの住民58人以上が個人旅行のため台湾を訪れることとなる。

中国大陸住民による台湾訪問は、5月1日からのメーデー連休には、団体によるもので1日平均延べ5,000人以上となることが確実で、今後さらに増加するものとみられる。

交通部観光局の統計によると、今年1~3月に台湾を訪れた海外からの観光客は前年同期比22.3%増の延べ167万8,000人だった。うち中国大陸住民は最多の33.2%を占める延べ55万7,000人(前年同期比50.2%増)だった。次が日本からで22.6%を占める延べ38万人(同17.7%増)。香港・マカオからが前年同期比21.5%増の延べ20万2,000人。目的別では観光が全体の63.0%を占める延べ105万7,000人だった。

一方、同時期の海外への渡航者数は、前年同期比10.9%増の延べ239万7,000人で、目的地では中国大陸が31.0%を占める延べ74万4,000人(前年同期比21.3%増)と最も多かった。次いで香港が前年同期比6.6%減の延べ47万5,000人、日本が同24.1%増の延べ31万9,000人だった。

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