交通部観光局の香港弁事処は13日、今年1月から5月までに台湾を訪れた香港とマカオの旅行者は前年同期比で25.4%増の延べ38万6751人だったとし、香港とマカオは台湾の観光業にとって重要な市場になっているとの認識を示した。特に4月は延べ10万人を超えており、1ヶ月としての過去最高を記録したという。
昨年台湾を訪れた香港・マカオの旅行者は延べ81万7000人で、平均すると、香港・マカオの人の10人に1人が台湾にやってきた計算となる。そのうち高雄市にやってきた人は延べ12万6882人で、2010年に比べて16.88%増えた。また、今年4月には延べ4万9439人が高雄を訪問、1ヶ月として過去3年で最高に。
台湾旅行をさらにアピールするため、観光局では今年、高雄市などの県・市、ならびに観光業者と共に400人を超える大規模な代表団を組織して、「香港国際旅遊展(国際トラベル・エキスポ)」に参加している。「香港国際旅遊展」は14日から17日まで、香港コンベンション&エキシビジョン・センターで開催中。