2024/05/09

Taiwan Today

観光

ロンリープラネットの台湾ベスト20発表、太魯閣がトップに

2012/08/03
外国人に最も人気の高い景勝地、太魯閣渓谷。(廖桂美撮影、中華民国交通部観光局提供)

世界最大の旅行ガイドブック、「ロンリー・プラネット」が出版する雑誌「ロンリー・プラネット・マガジン」中国語版は1日、外国人が賞賛する台湾の人気スポット20カ所を紹介した。これによると、東部・花蓮県の太魯閣渓谷が1位で、離島のほぼすべてが選ばれた。また、新竹県の山間部にある先住民集落、神木で有名な司馬庫斯(スマンガス)も選ばれている。

ロンリープラネットによると、太魯閣渓谷では地質がさまざまな表情をみせ、わずかな時間内に、高い山から渓谷を抜け太平洋を臨むことができるため、その素晴らしさが異口同音に賞賛されている。また、中国大陸からの観光客に人気の高い日月潭(南投県)や阿里山(嘉義県)はそれぞれ2位と3位の評価を受けた。

また、蘭嶼や緑島(ともに台東県)、澎湖、金門など離島がランクイン。これら離島同様、海の景色が美しい、墾丁(屏東県)や花東海岸(花蓮県・台東県)、北東海岸(基隆市)、野柳(新北市)なども評価され、外国人の台湾旅行で海岸線が人気の高いことが明らかになっている。

さらに、山岳地帯も人気がある。台北市の北部で花の美しい陽明山も、交通の便が良いことから海外の人々に人気を得ている。台湾本島最高峰の玉山(南投県・高雄市・嘉義県、日本統治時代の旧称は「新高山」)や、スマンガスも人気だ。

このほか、歴史の香り高い龍山寺(台北市)や鹿港(彰化県)、安平(台南市)などの史跡が、地元ならではの魅力もあり多数の票を獲得。台湾の人々の活力を代表するナイトマーケットも評価が高く、台中のナイトマーケットが特に人気だった。

この調査はロンリー・プラネットが台湾在住1年以上の外国人に対して行ったもの。回答者の職業は教師からエンジニア、学生、企業経営者など。

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