26日から29日にかけ開催された観光業界の見本市、「台北国際旅行フェア(ITF2012)」は、4日間の会期中に前年比4.52%増の延べ26万2,590人が入場した。業績は推計で同20%成長とみられる。
主催者の財団法人台湾観光協会によると、昨年は延べ25万1,231人が入場、売上高は約15億台湾元(約41億日本円)だった。今年は昨年の20%増を売り上げたと推計されている。
台湾観光協会は、「出展業者の報告によると、国内の宿泊施設の飲食店のクーポン券はすべて売り切れ。旅行商品は米国行きの成長が最も著しく、業績は倍増ペースが見込まれる」と説明した。
また、最優秀ブースデザイン賞は、日本観光庁、交通部観光局、インド政府観光局、行政院農業委員会、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)が獲得した。最優秀ブース人気賞は、韓国観光公社、日本観光庁、マレーシア政府観光局、米国の「My Dream Vacation USA」、ニュージーランド政府観光局が獲得した。